バイトで年収1000万!僕が高校生で月収80万を稼いだ方法。そりゃ就職という選択肢はなかったよ。 | ゼロワン研究所

2016.12.16

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バイトで年収1000万!僕が高校生で月収80万を稼いだ方法。そりゃ就職という選択肢はなかったよ。

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どうも!ケイティです。
今回は、僕が高校生で年収1000万を稼いだ方法を書いていく。

過去の僕のバックグラウンドについて、稼いだ額よりも、その時出会った大人たちの方が僕の人生には大きな影響を与えてくれました。

正直、稼ぐこと自体の再現性は難しいかもしれない。しかし、そこで出会った人たちの衝撃で今の僕が作られているといっても過言ではない。

「起業したい」とか、「どんな会社に就職する」とか、将来○○○○をやりたいという願望はその子の育ってきた環境や、バックグラウンドに影響される所が非常に多いと思う。

それも先天的特質なのか後天的特質なのかというのも両方あるだろうが、僕は、どちらかというと後天的特質の方が大きいと思う。僕自身がそうだった。

なので、後天的につくのであれば、早いうちに、稼ぐというより自分のスキルとして身に着くような仕事でお金とスキルを得る方法を書きました。

まず、どうやってバイトで年収1000万円にいったのか

これは、その会社それぞれにある人事制度と職種に絞ったからです。
当然高校生なので、遊ぶお金も欲しいし、洋服も書いたい。そんな年頃ですよね。

時給750円とか800円で働くよりも、もっと効率のいいバイトはないかと探してたんです。

そうしたら、高校の先輩の紹介で、大学生で家庭教師の教師として登録している先生たちを小・中学生のお子さんを持たれているご自宅に電話して、営業をし、アポイントを取り、年間契約で家庭教師と教材を販売するという仕事だった。

アポイントを取るのは、ほとんど、高校生や大学生、専門学生で、1日に4時間の営業電話をした。
だいたいアルバイトの人数が60名近く在籍しており、1件取ると、時給が100円とか150円と上がっていく。それにプラスアルファでインセンティブが入ってくるという人事制度。

これも当時の僕には衝撃だった。
人事制度というのが、世の中にはあって、頑張れば頑張った分だけ成果が変わるという事。

それまでのバイトは、コンビニや飲食店などをしていたから、時給は1年やっても10円とか20円上がるレベル。
なので、契約1件でそんなに上がるのかという人事制度が衝撃だった!

衝撃①

短時間で稼ぐことだけを考えるなら、単純に時給のいい仕事を探せばいいけど、それ以上にスキルになるものもせっかくなら付けた方がいい。同じバイトをするという目的なら一石二鳥の方が当然いい!
バイトでも、短時間で圧倒的に成果を残せば、良い人事制度が整備されている会社なら報酬は正社員以上にもらえる+その後スキルにもなる!

なぜ稼げたのか?

理由は、2つある。
1つは、楽しくて楽しくて仕方がなかった事だろう。

学校で勉強をしているというより、学校の授業中に、営業トークを何度もイメージトレーニングをしながら授業を受けていたので、夜になると、そのイメージトレーニングの成果を試せる!!というワクワク感で日々学校に行っていた。

これは、ビジネスにとって、非常に重要な事で今でも思うけど、仕事の一番の楽しさって、
自分が頭で描いた仮説が、現実になった時のあのなんとも言えない快感!

この仮説が実証された時の快感がたまらなかった。

新卒なんかも、法人営業、個人の営業関係なく、最初は電話の営業から始まったりもするから、わかる人もいると思うけど、取引の無い新規の営業は、ほぼ99%は、話も聞かれずに断られる。

その断り文句は「いらない、いらない」という言葉だったり、「結構です」の一言でまだ何も説明していないのに、切られる。

要は出会って三秒でいらないと否定されるのだ!
だけど、その一瞬の隙を突いて、会話に持って行ったら、最終的にお客さんが「それならお願いします」と言ってくる。これがなぜか堪らなかった!

例えると、あれだけ出会ってからキモいだの、臭いだの、ゲロ吐きそうだの言われていたのに、10分話したら好きです、むしろ大好きです!お願いします!と言われたら嬉しくなる。

それを何度もしているうちに、快感に変わり、最終的にお客様も喜んでくれて、自分自身の成果も上がりお金までくれる。

今までは、【仕事=我慢してやるもの】というイメージを勝手に持っていた。

事実、うちの両親も、「好きなことでやっていける程世の中甘いわけないでしょ」とも言っていた。だけど、楽しくて楽しくて仕方がないのに、お金までも貰えるという経験をさせてもらった。

衝撃②

楽しいからバイトに行っているのにお金までくれるのか!
我慢=仕事という概念が破壊された!

もう一つ、稼げた理由には、僕の幼少期の影響だろう。

僕は3人兄弟の真ん中で、1つ上に兄がいて、5個下に妹がいる。
その中で、よく、母から、「お兄ちゃんなんだから」という、よくあるある理由で育てられたんだが、それ以上に「相手が何を望んでいるかすぐに理解しなさい」などと言われた。

今考えると、「子供にそんな要求しても無理だろ〜」とは思うけど、実際、そういう教育を受けてきた。なので、家族でどこか出かけても常に忘れ物は誰もしていないか?とか、母や父が仕事から帰ってくる時間から逆算して、お風呂掃除、洗濯物を取り入れる、洗い物をしておくというように、両親が帰ってきてからやる仕事を全て先回りしてやるようにしてた。

そのせいか、初めて営業のバイトに入って3日目には既に1件契約が取れた。これは偶然だと思ったし、何故取れたのかも良くわからなかったが、僕は、次の日からアベレージで1日に3件、5件と毎日、取れるようになり、気づいたら、翌月にはアベレージで1日8件と取れるようになっていた。

これは後々、ある大学の教授に言われて、「はっ」としたんだけど、
「ご両親の教育が良かったんだね。」と言われました。

最初は「なんで?」と思いました。

その教授曰く、

子供の頃から素振りだけずっとしていて、何に役に立つのかもわからなかった。
だけど、いざ高校生でバッターボックスに入った瞬間に、今までの素振りが体に染み付いている。
なので、感覚で相手の言っていることがわかるし、どう言ったら、相手が自分の話を聞くのかという
態勢が出来ていたんだねー

ということ。

衝撃③

仮説を実証にするという快感を覚えた!

学校生活とバイトの両立(経営より忙しかった)

今考えると、この時期が一番忙しかったんじゃないかと思うけど、僕は元々横浜出身でバイト先も横浜駅の近くにある会社だった。

だけど、大阪の方に本社がある社長が横浜に変な高校生がいるという事で僕に会いに来た。
最初は、食事に連れていったりしてくれて、「会社とは何か?」という話をたくさんしてくれたんだけど、だんだんと話がおかしな方向に・・・。

社長:「埼玉の大宮に支店を作るからいってくれ
僕:「・・・僕、高校生ですけど・・・
社長:「知ってる、湘南新宿ラインで行けば1時間で着くから行ってくれ!マネージャーとして
僕:「・・・。

そんなこんなで、毎日学校が終わり、15時半くらいには地元の駅から横浜駅に向かい、そこから湘南新宿ラインで大宮支店の学生や大学生たちに営業を教えて帰る日々。

めちゃんこ忙しかったけど、この時はこの時で、凄く充実もしていた。

まとめ

つまり、

  1. バイトとは言え、将来の自分の力になる事を選んだほうがいい
  2. 出来たら、時間の切り売りではなく、自分自身のスキルになるもので人事制度がいいところを選ぶのがいい
  3. 僕が今、学生に戻るんだとしたら、同じ道を歩むか、ブログを追求する

元々は、先輩の紹介で出会ったバイトで、単純に時給が成果によって変わるという人事制度と営業という職種に魅力を感じてやり始めました。

もちろん、それはそれで営業で成果を残すという貴重な経験が出来たけれどそれ以上に、仕事を楽しむ事や、仮説を実証していく楽しさや、人をまとめていく事の難しさを全部バイトで教えてもらいました。

その後も、僕は、自分のスキルになる事に絞ってバイトをしてそのまま22歳で起業して今10年目です。
バイトでそんなに稼げるなら就職なんていう選択肢は考えもしなかったです。

当初、目的にしていたものよりも偶然、もっといいものをもらえました。
これをセレンディピティーといいます。

この自分ネタ系あんまり記事を書く時進まないから、やめるか、やるか、少し検討します!

セレンディピティ(serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。 また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。 平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。
by Wikipedia

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