SNSマーケティングについて解説!~D2C時代にSNS活用は必須~ | ゼロワン研究所

2020.7.6

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SNSマーケティングについて解説!~D2C時代にSNS活用は必須~

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ビジネスモデル×仕組みづくり×マーケティングを得意とするケイティです。

SNSマーケティングという言葉、最近よく聞く方も多いのではないでしょうか?そして、それに付随してD2Cという言葉も聞くようになりました。

D2Cはここ10年ほどで生まれた新しいビジネスモデルで、SNSマーケティングと相性が良く、これからの時代に組み合わせて活用していきたい手法と言えます。

そこで今回は、SNSマーケティングとD2Cについて解説していきます。後半ではSNSごとの特徴を交えた実践的な活用方法も言及しているので、ぜひご覧ください。

この記事の対象は、

すでに経営をされていて、SNSマーケティングを用いて事業を発展させたい方
ビジネス面で弱点があるが、これから本気で起業を視野に入れている方
これからの時代に合ったマーケティング手法を知りたい方

となっています。

ケイティ

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まずは「D2C」のビジネスモデルについて知ろう!

D2C

引用:お客さんと直接つながりモノを売る「D2C」とリアル店舗の関係:公益社団法人日本印刷技術協会JAGAT

D2Cとは、2010年頃からアメリカで注目を集め始めた、新しいビジネスモデルです。正式名称は「Direct to Customer」と言い、自社商品を直接販売する仕組みを言います。

実店舗では珍しくないビジネスモデルですが、流通業者を介さない自社ECサイトでの販売は、意外にも新しい形態なのです。デジタルマーケティングにおいて消費者情報が重要資源となる他、流通経路の確保を必要としなくなるメリットが影響しています。

BtoB・BtoCとの違い

ビジネスモデルと聞くと「BtoB(企業と企業)」「BtoC(企業と個人)」を連想する方も多いのではないでしょうか。

これらは「誰と誰」が取引しているのかを示しており、「どのように商品を届けるのか」を示しているDtoC(D2C)とは少し異なります。DtoCは、ダイレクトにカスタマーへ届ける仕組みです。

D2C採用で成功した企業例

実際にD2Cを採用して成功した企業は、国内外問わず多くあります。

キャスパー
アンファー
Minimal(ミニマル)
BULK HOMME(バルクオム)

既にご存じの企業もあったかと思います。消費者と直接つながるからこそ提供できる、魅力的なサービス内容を展開している企業ばかりです。企業と消費者の双方にとって、新しく・魅力的なビジネスモデルと言えるのではないでしょうか。

そんな世界から注目を集める「D2C」と組み合わせたいのが、「SNSマーケティング」です。以降では、SNSマーケティングについても詳しく紹介していきます。

SNSマーケティングが注目を集める理由

SNSマーケティングとは、その名の通りTwitterやInstagram、Facebookなどを活用したマーケティング手法のことを言います。

自然検索や広告とは異なり、上位表示を意識しなくとも興味を持ったユーザーが増えることで、話題性・認知度を高めることができます。

興味のある人に向けて発信できる自然検索や広告に対して、SNSマーケティングはサービスを知らない・興味がない層に対してもビジュアル面からアプローチできます

また、ユーザーから「フォロー」が入れば定期的なアプローチを望める他、新たなファンを増やすことも可能です。

あらゆるSNSが誕生し、情報の取得先が移り変わっているなかで、SNSマーケティングは注目すべきマーケティング手法のひとつと言えるでしょう。

SNSマーケティングに期待できること

SNSマーケティングを導入することで、情報収集だけではなく、商品の購入やリピート、シェアと幅広い影響を与えることができます。

さまざまな効果を期待できるSNSマーケティングですが、そのなかでも特徴的な以下の強みを3つご紹介します。

商品・サービスの認知度を上げる
企業のイメージ・世界観の発信
コミュニケーション・信頼アップ

商品・サービスの認知度を高める

SNSマーケティングおいて「シェア」「フォロー」「いいね」は、認知度を高める便利な機能です。興味が湧いたユーザーが各機能を利用すれば、実際に商品・サービスを利用していなくても宣伝につながります

特にTwitterやFacebookでは、「○○さんがいいねしました」と通知する機能もあるため、一人が「いいね」を押すだけで、認知度アップは強くなります。

さらに、公式アカウントの「シェア」「フォロー」「いいね」を押したユーザー向けに限定キャンペーンを開催することで、よりダイレクトなアプローチにつながるアクションも起こせます。

このようにSNSは、使い方次第で様々な角度から商品・サービスの認知度を高めることがでるのです。

企業のイメージ・世界観の発信

SNSは、ブランディング(企業のイメージ・世界観の発信)にも役立ちます。ブランディングは、商品・サービスに対する一定のファンを増やすのに最適です。

具体的な方法としては、ハッシュタグや独自のキャラクター、高頻度な投稿など、ユーザーが商品・サービスについて投稿しやすい仕掛けを作ってファンを増やしていきます。

結果的にフォロワーもリサーチしやすくなるため、より多くの集客を見込めるようになるわけです。

コミュニケーション・信頼アップ

企業と顧客のコミュニケーション・信頼を築き、ナチュラルに発信できるのもSNSの魅力です。

自社商品・サービスを利用した投稿者に対して「いいね」で反応すると、ユーザーが「〇〇の公式アカウントから、『いいね』が来た」と投稿する場合があります。

SNSマーケティングでは、こうした何気ないやり取りが話題となり、更なる集客につながります。

さらに、テキストで丁寧に対応すると、企業に対する安心感や信頼感が高まります。さりげなくユーザーとの距離を縮め、ブランドのイメージアップが望めるのもSNSマーケティングの特徴と言えるでしょう。

運用にはコツがある!SNSマーケティングの注意点

魅力的な要素が詰まったSNSマーケティングですが、運用方法次第では思わぬトラブルを招く危険性もあります。3つの注意点をまとめましたので、利用前に一度目を通してみて下さい。

1.ネット炎上する危険がある

誤情報や不適切な発言は、何気ないものでも炎上につながります

情報はすぐに拡散するため、ネガティブな状態へ発展していく内容は、絶対に打ち込まないように注意しましょう。従業員に対するマニュアル作成や教育の徹底が必要不可欠です

2.魅力が無ければ効果がない

SNSマーケティングは「ただ情報を発信すれば良い」というわけではありません。ユーザーが共感する、魅力的に感じるコンテンツを作成しなければ、注目を浴びることなく流されてしまいます

企業のイメージを伝えることも大切ですが、ユーザー目線を忘れないようにしましょう。

3.継続的な発信が必要

SNSは滝のように新しい情報が次から次へと流れている場所です。定期的に情報を発信し続けていなければ、ユーザーの目に留まることなく、印象付けることもできません

また、同じ情報をひたすら投稿していても、迷惑なアカウントとして敬遠される可能性が高くなります。
ユーザーの目を惹くには、常に新しく魅力的な内容を適度に発信し続けることが大切です。

主要ユーザーが異なる!各SNSの特徴

最後に、SNSマーケティングに欠かせない、メジャーな4つのサービスを紹介します。
利用するサービスによって年齢層や特徴が異なるので、ぜひ参考にしてみてください。

Facebook:30~50代のユーザーが中心
Twitter:10~50代のユーザーが中心
Instagram:10~20代のユーザーが中心
LINE:年齢層関係なく利用者数が多い

Facebook

Facebookは、世界最大数のユーザーを保有するSNSサービスです。実名登録が基本なので、炎上リスクが低いという特徴があります。

ユーザーは30~50代が中心となっており、一部ではビジネスの名刺代わりとして利用するケースもあるようです。知人同士でつながっていることが多いため、他のSNSと比べて少し閉鎖的な印象が残ります。

Twitter

Twitterは国内だけでも、4,500万名(2018年10月時点)が利用するSNSサービスです。国内利用者はFacebookよりも多く、開放的な印象があります。

匿名のアカウント作成が可能なため、知人だけではなく、共通する趣味を持つ者同士でつながることも多いようです。利用ユーザーは、10~20代と若い世代が中心となっています。

Instagram

Instagramは、TwitterやFacebookのようなテキストベースではなく、写真や動画を使った視覚で楽しむSNSです。「ハッシュタグの掛け合わせ検索ができない」「いいね数の非表示」と、環境が少し厳しいですがSNSマーケティングが盛んなサービスでもあります。

利用ユーザーは20~40代が中心となっており、男性よりも女性が多い印象を受けます。

LINE

利用年齢層が幅広いLINEは、実名・個人名の特定がしやすいサービスです。

携帯番号と連携していることが多いため、家族や知人とのつながりが中心となっています。また、無料スタンプの提供を機に企業のアカウントの登録を促せるのも特徴です。

まとめ:SNSマーケティングについて解説!~D2C時代にSNS活用は必須~

流通業者を介さないため、コストをおさえられ、幅広い魅力的なサービスが顧客の満足度も高められる、D2Cは今後さらに注目されていくでしょう。

SNSとの相性も良く、顧客との距離が近くなったことで企業と顧客との間に信頼が築きやすくなりました。

顧客がSNSでシェアをしくれるように、ブランドの認知や顧客の獲得を工夫していくことも大切になります。
注意点に気をつけながら、ぜひSNSの運用をしてみてください。

ケイティ

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