ビジネスモデル×仕組みづくり×マーケティングを得意とするケイティです。
SEO対策という言葉自体は聞いたことのある方も多いと思いますが、しっかりとその内容を熟知しているでしょうか?
SEO対策はコンテンツ(サイト)を検索エンジン上位に表示するための施策で、中長期戦略で費用対効果が高く、積極的に活用していきたい取り組みと言えます。
しかし、正しいSEOの知識を付けずに闇雲に対策をしても、かえって逆効果になり検索エンジンの評価が下がることも・・・
せっかくの苦労を無駄にしないためにも、正しいSEO対策の知識をインストールしておく必要があるのです。
それを踏まえて今回は、これから起業してサイトを活用していきたい方や、すでに経営していてコンテンツをうまく上位表示できずに悩んでいる方に向けて、SEO対策をご紹介します。
- ケイティ
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【ステップ5では、ウェブのマーケティングを語る上で絶対に避けては通れないSEO対策について覚えてもらいます。】
SEO対策とは?
SEOは(Search Engine Optimization)の略で、 日本語にすると検索エンジン最適化という意味になります。冒頭でも少し触れましたが、サイトを検索エンジンに評価してもらい、上位に表示させるための施策です。
例えば何かを調べるとき、基本的には検索順位の上位サイトを見て用を済ませる方が多いと思います。つまり、逆に言ってしまえば順位が下位であるほど、訪問者の獲得が難しくなってしまうという事です。
この順番をなるべく上位に持ってきて、多くの人に見てもらえるようにするのがSEO対策なのです。
SEO対策は費用対効果が大きい?
「多くの人にサイトを見てもらう」という意味では、広告を回しても同じことだと思うかもしれません。
しかし、SEO対策は一度行って検索エンジンに評価されれば、あとは費用をかけ続けることなくアクセスを稼ぎ続けることができます。広告の場合はずっと費用をかけて回し続けなければいけないので、これは大きな違いです。
しかも、自然検索からのアクセスを集められるということは、そのコンテンツに興味関心が高いユーザーを集客できていることを意味します。
SEO対策=Google対策
SEO対策は検索エンジンに評価されるための施策であることは前述しましたが、ここで言う検索エンジンというのは、具体的にはGoogleのことを指しています。
Yahoo!やBingなどの検索エンジンもありますが、シェアはGoogleが76%と圧倒的です。
しかも、Yahoo!はGoogleの検索アルゴリズムを採用しているので、GoogleとYahoo!(15%)のシェア率を足すと91%。実質ほぼGoogleが独占している状態と言っていいでしょう。
出典:statcounter
つまり、「SEO対策とはGoogle対策である」ということです。Yahoo!はGoogleのアルゴリズムを採用しているとお伝えしましたが、厳密に言うと多少の違いがあります。
それは、元々Yahoo!は独自のアルゴリズムを使っていて、のちにGoogleの検索アルゴリズムを採用したので、Yahoo!独自のアルゴリズムも多少残っている為です。
Googleに評価されるためには?
さて、ここまでの流れでSEO対策とはGoogleにいかに評価されるかが重要であることがお分かりいただけたかと思います。そして、検索して上位に出るサイトというのは、Googleが高く評価したサイトと言えるわけです。
では、Googleに評価されるためには、具体的にどのような点を改善していけば良いのでしょうか?
それを知るための手がかりとして、「Googleが掲げる10の事実」を見ていきましょう。
Google が掲げる10の事実
Googleが掲げる10の事実は、言ってみればGoogle社の理念です。Googleはこの理念に沿って検索エンジンをより良いものにするために、定期的にアップデートを行っています。
この理念にそぐわない裏をかいたSEO対策は一時的には効果があるかもしれませんが、後々アップデートによって意味を成さなくなったり、検索結果圏外に飛ばされたりする可能性があります。
小手先のテクニックではなくGoogle社の理念に沿ったコンテンツを作るのが、継続的な効果を発揮する本当のSEO対策と言えるでしょう。
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Googleが掲げる10の事実
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能します。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
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出典:Google
SEO対策を実践するための具体的な手法
Googleの理念を見ただけでは、具体的なSEO対策についてよく分からない方が多いと思います。そこでここからは、具体的な SEO 対策の実践方法についてご紹介していきます。
キーワードは検索ボリュームを考慮して選ぶ
まず挙げられるのが、キーワードは検索ボリュームを考慮して選ぶべきであること。検索ボリュームというのは、「1ヶ月間にそのキーワードが何回検索されたか」を指しています。
検索ボリュームは、Googleキーワードプランナーを使えば調べることができます。
Googleキーワードプランナー
例えば、誰も検索しないようなキーワードに対してコンテンツを作っても、アクセス数を稼ぐことは難しいです。
ある程度の検索需要があるキーワードに対してコンテンツを作らなければ、せっかく作ったコンテンツが無駄になってしまいます。
ただし、1つ注意点があります。それは、サイトを立ち上げたばかりの段階では、検索ボリュームがあまりに多すぎるキーワードを選ぶべきではない点です。(潤沢な資金があり多くのコンテンツを投下できる場合を除く)検索需要の多いキーワードは「ビッグワード」と呼ばれますが、これは検索需要が高い分、ライバルサイトも多いわけです。
初めのうちは検索上位に表示されやすい、検索ボリュームが少なめのキーワードを選ぶことが重要となります(ロングテールキーワード)。
全く検索需要がないのも問題ですか、検索需要が大きすぎるキーワードも考えもので、つまりはバランスが大切ということになります。
質の高いコンテンツを作り出す
次に重要なのが質の高いコンテンツを作り出すことです。
Googleが掲げる10の事実にも「1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」とあるように、ユーザーに焦点を絞った質の高いコンテンツは、評価を高めるポイントとなります。
では、質の高いコンテンツとは具体的にどういったものを指すのでしょうか?シンプルに言えば、「ユーザーが読みたくなるコンテンツ」と言えるでしょう。
例えば、開いて5秒も経たずに閉じられたサイトというのは、「そのユーザーにとって役に立たなかったサイト」と考えることができます。
一方、開いてから10分かけて下までしっかりとスクロールして読まれたサイトは、「ユーザーの役に立ったページ」と考えることができます。
さらに、ページの下まで進み別のリンクをクリックして別ページを回遊すれば、「そのサイトは他のページも見たくなるぐらい質が高いサイト」と考えられるでしょう。
ちなみに直帰率や滞在時間はランキングに影響しないとGoogle社員は発表していますが、実際のところそういったユーザー行動とランキングには強い相関関係があることは事実です。
Googleの上位表示の為には被リンクも大切
Googleの上位表示には、被リンクも大きく影響しています。被リンクのパワーを証明するため、Googleの検索エンジンで「出口」と検索してみてください。
すると、Yahoo!が一位に掲載されているはずです。一見、出口というキーワードとYahoo!の2つには相関関係がなさそうですが、実は被リンクが裏で関係しています。
※被リンクとは、外部サイトから受けているリンクの事を指します。
昔のアダルトサイトで、「18歳以上は入口」でそのサイトが閲覧でき、「18歳未満は出口」をクリックするとYahoo!に飛ばされていました。
出口というアンカーテキストで多くの被リンクをYahoo!は獲得できていたので、アルゴリズムはそれぞれに関係があると認識し、そのキーワードでYahoo!を一位表示していると考えられます。
また、「筋トレ」と検索した際に、筋トレとは関係のない占いサイトが上位表示されます。これも被リンクが影響していると考えられます。
いかにも古そうなそのサイトは、占いのサイトであるものの「筋トレ」という名のサイトタイトルが付けられています。(星占い等テキストコンテンツサイト:筋トレへようこそ!)
そのサイトは実際にかなり昔にサイトが作成されており、サイトタイトルが筋トレである事によって、「筋トレ」というアンカーテキストで多くの被リンクを長い年月をかけて獲得してきたと考えられます。
このように調べてみると分かりますが、被リンクは現在のSEOでも効果を発揮するというのは、間違いありません。
まとめ:SEO対策とは?~中長期戦力で費用対効果が高いとされるSEO~
SEO施策をすることで、GoogleやYahooなどの検索ページで上位表示されやすくなり、結果、自然検索からのアクセスが獲得できます。
冒頭でも書いた通り、せっかくの苦労を無駄にしない為に、SEOの知識やスキルをしっかりと押さえておかなければなりません。
しかし、1番大事になるのは、Googleに高く評価されないと上位表示はされないので「Googleが掲げる10の事実」でもあるように質の高いコンテンツを用意することが大切になるのです。
そして、継続的な効果を発揮する為には、SEO施策も大切ですが、Google社の理念に沿ったコンテンツ作りも心がけてください。
- ケイティ
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