どうも、ケイティです。
「起業したい」という思いは120%あるが、「事業がない」という状況に悩まれていないだろうか。
そして、今すでに始めているが、本当に今やっていることが正しいのか。このまま進んでいいのかという迷いはないだろうか?
やりたい事が今既にある人よりも、今回の記事はやる気と気合いはあるけど、事業がない・アイディアがない人向けに書いています。
大半の起業している人がそういう道を通ります。そしてこれには解決策があります。
ズバリ今回、ここでお伝えするのは、「後々、後ろを振り返らなくても済むように事業ドメイン」の決め方とやり方と選定基準をおまけで紹介します。
大きく分けて起業には2種類ある
僕が思うに、起業には2種類ある
①既にやりたい事、解決したい事が既に明確にあり、起業したいという人
②「起業したい」「1度の人生挑戦したい」という思いが先にあって、それから事業選びをする
一般的には、「起業したい」が先で、事業を後から決めるというケースの方が多い印象です。
僕自身もそうでした。
①思いありきで事業化する場合
②起業したいが先で思いはあと(厳密には、お金を稼ぎたいから事業をやりたいと思う人がココ)
「何をやるかを決めてる時点で、勝敗はついている」という言葉もあるくらいなので、最初の事業選びは、やりたいことがある人でも改めて今回紹介するやり方で自分の事業を分析してみてください。
最初の事業選びで失敗してしまうと、事業が立ち上がる前にモチベーションを失ったり、厳しい時期を乗り越えられなかったり、人が付いてこなかったりして行き詰ってしまいます。
やりたい事や解決したい事が既に決まっていて、事業を実際に作っていこうとしている人は、市場調査、ライフサイクルモデルと事業に関わる情報収集をすればいいでしょう。
それよりも、「起業したい」という思いが先にきている方は、ビジネスモデルも、もちろん大事ですが、「なぜやりたいのか?」「お金が稼げなくてもやりたいと思えるか」を自問自答してから事業作りのフェーズに入る事をお勧めします。
事業の内容、資本金、創業メンバー、「なんのためにやるのか?」という動機も含めて1度棚卸しましょう。
ポイント!
解決したい問題、やりたい事、という「want’s」と思い「Will」=最初の一歩目です。
「稼ぎたい」→「どうやって?」だけだと法人化した後の組織作りや、稼いだ後に苦しみます。
事業アイディアはないが、やる気はあるという方へ
ズバリ結論から言います。
優先順位
① なんで事業をやりたいのか?動機
・お金?
・自由?
・仲間?
・名誉?
・社会貢献?
・ポジション?
・家族との時間を取りながらやりたい?
② 事業選び
・どの規模?
・上場(ゴールではないが、日本を代表するような会社を作りたい等)
・売却
・好きなことを貫きたい?
③ 組織
・1人?
・少数精鋭?
・100名雇用?1000名雇用?
④ 財務
・節税は?
・資産構築型?
最低でもここらへんまでは出しましょう。今回は、①以外は深掘りしませんが、他の章にも別記事で触れていきますね。
事業作りのポイント
- 広く分野を選ぶ
- 可能な限りビジネスモデルを列挙する
- どこまで目指すのか?
どこまで目指すのか?を決めることも分野・ビジネスモデル選びと同じぐらい重要です。
どこまでというのは登る山の高さであり、最終的な成功度合いとしてスモールビジネスで年収2000万円あればいいのか、1000億円企業を目指すのか、1兆円の時価総額を目指すのか、それともお金ではなく自由が欲しいのか、それとも親しい友人に囲まれて楽しく暮らしたいのか、という成功イメージです。
そして登る山の高さが変わると、選ぶビジネスモデルも変わります。どのルートを通って山を登るのかという事業のアプローチ方法もまったく変わってきます。
創業初期段階で必要な資質を1つ、あげるとすれば、「視点」でしょう。どこを目指すのか?というのがビジネスモデルと同等なくらい大切な事。なので動機が必要なんです。この動機一つで最初のスタートの仕方は変わります。
事業を作る時にやってはいけないこと
事業プランを作る上で、やってはいけない注意点を紹介します。
個別のビジネスモデルから入ってしまうやり方
事業プランを作る上で、最初にやってしまうのが、個別のビジネスモデルから入ってしまうやり方です。
身近にある不便なことや、これから伸びそうな市場をもとにアイディアを考えろという方法ですが、大体の人は、このやり方でいつまでたっても事業が決まりません。
もしくは、決まったとしても、事業を立ち上げる時にかかるエネルギーの源である情熱が持ちません。
既存の会社でやっていた事業をそのままやる事
倫理的にどうとかではなく。今までの強味をいかそうと、自分の今まで居た業界で独立しようとする人がいますが、そうすると最初の売り上げをあげる事は確かに全く知らない業界でやるよりも早いとは思います。
しかし、お金の為の起業ということになるので、お金をいざ稼ぐと楽しくなくなり、自分で作った事業で自分が縛られることになります。
また、それでもその事業を好きでいられるならいいですが、事業に対してお金以上の理由がないと、やっていて楽しくないので、だんだんと会社に行かなくなります。
こういう経営者、実は結構多くいます。そうすると、自分の中の楽しさをどこに当てるかを人は考え始め、飲み歩く事を楽しみにしたり、社員教育に面白みを持とうとするんですが、その事業に対する愛がないと、自然に社員が成果をあげても、楽しくなくなる。
船井総研の元社長の小山さんも言っています。
「会社をやっていると10年の中で6年くらいはいいが、4年くらいは大変な時期というのがある」
と、こういう大変な時期には、当然人が抜けていったりもします。
組織の求心力が弱まります。その時、事業に対して愛がなく、社員たちに対する愛だけでやってたりしたら、人が抜けていくという状況にも精神的に耐えられなくなったり、無力感を感じ、「一体誰のために頑張ってるのか?」という疑問と共に、頑張る理由がなくなるんです。
そうすると、自分も楽しくない。社員たちも離れていく。事業も楽しくない。となると、続けていく理由がなくなるんです。では、どうすればいいか。
事業、組織、社員教育、自分自身の働く動機も妥協せずに作り込まなければいけないわけです。
つまり
- 儲かりそうなので事業としてやろう ×
- 好きなことなので事業としてやろう ×
- 好きなこと × 人のためにもなってる × ちゃんと利益も出るから事業としてやろう ◎
- 好きな事でちゃんと利益も出て結果として人のためになっているならそれでも良し ◎
このように自分の感性、論理の組み合わせが強い会社の根底にある考えだと、たくさんの企業を見てきてわかったことです。
楽しいし、ちゃんと利益もあげれるというのは、こういった戦略から成り立つケースが多いと僕は思います。
稼ぎたいが強過ぎたり、楽しみたいが強すぎるとバランスが悪いので、どこかに歪みが生まれてしまう。
アートとサイエンスの融合こそが強い会社ということでしょう。
事業アイディアの作り方
広く産業を選ぶ。そしてその産業の中で、可能な限りビジネスモデルを列挙する。
事業をゼロから立ち上げて推進していくには、尋常じゃないエネルギーとモチベーションが必要です。
なので、自分が強く想いを持てたり、強く共感できる事が絶対条件になります。
そのためにはビジネスモデルをいきなり考え出す事は不可能に近く、まずは、広く興味のある分野を絞る事から始める事が近道なのです。
それと同時に、自分の今まで居た業界とかに固執せず、様々な会社を見る事をオススメします。その方が遥かに知見を広める事ができるからです。
どうしても自分の今まで居た業界や似た業界に目が行きがちかもしれませんが、世の中には本当に魅力に溢れていて、すごい会社というのが存在します。
例えば、
- Apple
- カヤック
- 鎌倉投信
- 星野リゾート
- ザッポス
- パタゴニア
- ゾゾタウン
- ユーグレナ
- やずや
など、自分が惹かれる会社を見つけて研究することで、自分がどんな会社を魅力的に感じ、その会社のどんな制度、仕組み、事業、理念に魅力の秘訣が隠されているのかを分解して探す事で自分の理想となる会社像が作られていきます。自分の起業にも役立つと思います。
分野を決めるための方法論に正解はないので、実は難しいのですが、過去の体験や過去に時間を忘れて取り組んだ事、普段自分がなんとなく目にしているニュース、テレビを付けた時に興味が惹かれるものの理由などを深く掘っていくことです。
今すぐできる事として、オススメなのは、自分の本棚を見る事です。自分の本棚には、自分が欲している情報が並んでいるはずです。
その本棚に並んでいる本から、あなたは何かを得ようとした証拠です。ここは、就活時にやる自己分析に近いかと思います。(僕は就活していませんが)
ちなみにソフトバンクの孫社長は、創業前の事業選びの際に、1年半かけて40個の事業プランを作ったそうです。
それも1m以上になる程の資料を念入りに調べ、その中で自分が情熱を持ってでき、日本で1番になれる分野を決めようとし、選ばれたのが情報革命だったそうです。
ですので、その分野の中で、今の時代にあっている事業、人々のニーズが大きい事、これから伸びるであろう事業、自分の得意な能力を活かせそうな事業、という観点でひたすら列挙していくのです。
数にすると30個くらいは考えを出すのが望ましい。多ければ多いほど、最終的な精度が高まるからです。
そして列挙しきった後に、それぞれのプランを深掘りしていくのです。
その際には、プランに優先順位を付けて、いけそうなものから調べていく事が良いでしょう。
それぞれの市場規模はどのくらいか。競合はどういった会社がいるのか、新しい切り口で参入できそうか。どれかのプランを組み合わせてもっと良いプランにできないか、などを記載しながら、それぞれの可能性について分析するのです。
「時代を追うのではなく、時代を読んで先に仕掛けて待つ」
というのが孫さんのやり方のようです。
情報収集する際に、気をつけて欲しいこと
必ず、自分が参入する業界には市場規模というのが存在します。
場規模とは簡単にいうと、その産業で出ている売上の総額です。
そもそも市場規模が1000億産業であれば、あなたがどんな頑張っても1000億以上になる事はありません。
その市場規模が拡大している業界であれば、これからさらに伸びる可能性があるので、市場規模と同時に成長率もみる必要があります。
逆もあり、衰退産業というものもあります。自分が分野を大きく絞り、いざ、事業として情報収集するに連れて、その業界が衰退産業であったとしたら、それは、相当な信念がない限り参入することはオススメしません。
例えば、今からガラケー産業に参入する人などいないと思いますが、これは、上りのエスカレーターに登るのかそれとも下りのエスカレーターに登るのかという話で。どんなにあなたの力が凄くても下りのエスカレターで全速力を出すのと、上りのエスカレーターで全速力を出すのとでは、歴然の差が出てしまいます。
なので、自分の興味のある分野を調べたら、下りのエスカレーターだと分かった時点で、それは、別の方法を探す事をオススメします。そして、これだけは覚えて欲しい事があります。
それは、ライフサイクルモデルというものを見ようという事です。
先ほど説明したように、成長産業かどうかの話とリンクするのですが、必ず、どの産業にも導入期、成長期、衰退期、安定期というのがあります。その業界が出てきた歴史を知ろうという事です。
美容業界というのが出てきてから、今までの「美容外科 開業率」などで調べればすぐに出てきますが、それを年表ごとに出してみた時に、それが今どの状態にあるのかという事を知るという事です。
現在会社をやられている方は、自分の業界が今どの状態にあるのかを把握するポイントがあります。
それは、ライバル会社が増えて生きているかどうかです。
このライバル会社が増えてきている時というのは、必ず、成長率が上がります。ということは、競合になりうる会社も増えるという事です。
しかし逆の見方をすれば市場規模自体が大きくなる証拠でもあります。ライバル会社が増えるという事は、その業界が活性化されてきている証拠です。
なので、ライバルと競うのではなく、一緒に業界を作っていくという事が大切になります。
これは、どれでも言える事なのですが、わかりやすいようにいうと、今でいう動画などの業界がまさに成長産業です。
YouTubeをはじめ、Huluが海外からきて、Netflixも参入してきて、日本では、U-NEXT、アマゾンプライム、アベマTVと最近急激に動画の重要が高まっています。
スマホがこれだけ普及したからと言えるでしょうが、このように、成長産業とは必ず、ライバルが増えます。逆にライバル会社が軒並み居なくなっている業界は、その業界が衰退している事を意味することでもあります。
逆説的な解き方もあります。政府のページに行っていただけるとわかりますが、日本政府が今、何に力を入れているのかを見てみてください。
例えば、現在でいうと、待機児童の問題が社会問題になっています。しかし政府は待機児童の問題を2020年までに減らすとコミットしました。
そうなると、また保育所などに政府から支援がでるので、これから保育所を作る民間企業などが増えてくるということです。今まで安定期に入っていた託児所産業が再び成長産業に入るということ。
しかし、また何年かすれば安定期に戻ります。このように国の動きと連動して産業が成長期に入る事もあります。
先日ニュースにもありましたが、「2016年の出生率1.44 出生数初めて100万人下回る」このような情報が分かれば、現時点で託児所を増やした所で、20年後、30年後は衰退期に入るという事が予想はできます。
他にも2018年問題とされている「倒産する大学数が1000校超える」というような事も出てきます。少子化がこういう風に社会に影響を与えるのかと思いますが、現実こういった情報は世の中に探せば落ちています。
なので、必ず、自分がやろうとしている産業の目星が着いたタイミングでプラスの情報もマイナスな情報も含めて、政府のサイトを見ることをオススメします。
「市場規模」と検索すれば簡単なものは出てきます。
もっと詳しい事が知りたいかたは、矢野経済共同研究所というマーケティング情報を大量に扱っている会社で1つの業界が15万くらいで購入できます。
敢えて未上場産業を選ぶ
これも上記に似ていますが、これから20年M&A産業というのは成長産業に入ります。
これらの情報と合わせて何ができるのかというと、敢えて未上場産業を調べてからそこで事業を起こすという事も戦略としては有りという事です。
これだけ人口が減っていくのが社会問題になるということは、そこに連動して、経済でもこのようにM&Aが今まで以上に大きな産業になるという事です。
事実、今まではM&Aといえば、大手や上場企業くらいのイメージでしたが、これからは、後継者がいないという問題と、人口が減っていくので、自然に企業の市場規模は減っていくという事がわかります。
そうすると、どこかの会社と合併して市場規模を大きくするか、国外への需要に対応できるように企業はしていかなければいけないという事です。
そうすると、当然食品を扱っていたメーカーがペット食品まで扱うという事も出てくるわけです。
だからこそ、敢えて未上場の産業で自分が興味をもて、情熱をもてそうな事業を作るという視点も持っていても新たな産業になっていくという可能性が出てくるという事です。
ペットショップ産業、留学産業など。
最終的な事業の決め方
最終的になにを基準に決めるのか? がないとプランを作るだけ作って、スタートする時に悩んでしまうので、選定基準を最初に作りましょう。事業選定基準と避けたい業界基準など
理想の事業選定基準成長産業か
- 成長産業か
- ストックモデルか
- 逓増型ビジネスモデルか
- 20年も30年も続けられるのか
- 自分自身が情熱を持ち続けられるのか
- 自分自身がそこに志をもてるのか
- 社会にインパクトがあるのか
- 多くの共感を集められるのか
避けたい事業
ここまでを簡単にまとめると、かなりテクニカルな話と起業家自身の感性と融合して事業は作るわけですが、結論、やり方は何種類も有りません。
動機を決める。分野を選ぶ。業界を調べる。市場規模、成長率などを調べ、政府や今後どういう業界になっていくのかをイメージできるくらいまで調べる。その上で、自分がなにを大切にしたいかということです。
大きく分けて
- お金が欲しい
- 挑戦したい
- 社会貢献がしたい
- 自分の好きな事で食っていきたい
- 家族との時間を大切にしながら仕事がしたい
- 理屈抜きに起業したい
- 一人で最強になりたい
どういう動機であれ、人それぞれです。正解も不正解もありません。
ポイントは、自分がいつまでも情熱を持ち続けられるのか?! ということと、納得出来るのか?! という事でしょう。その結果、目的が変わってくるわけです。
- 上場までしたいのか
- 売却したいのか
- 1店舗でいいから、自分が納得いく食事を食べてもらいたいのか
- 家族と自分が食べていければいいのか
事業ドメインを決めると言っても、簡単にお金儲けだけを考えるならわかりやすいですが、お金を稼いでその後何をしたいのか? というのがないまま、お金を目的にしても、結果、心は満たされません。
(僕の経験談)
そして、事業をやるという事は当然関わるスタッフがいます。彼らの人生という時間を会社に投資してもらうためには金銭以外の報酬がないといけません。
つまり、その会社の求心力になる、事業目的がないと、結果、理念も浸透しなければ、収益も生まれません。
なので、事業ドメインと一言で言っても、自分の起業の動機、事業の目的、社会に対して証明したいこと、スタッフたちにどんな思いを持って働いてもらいたいのか等。あらゆる観点で自己分析する事が一番重要です。
時に自分と向き合い考える「静」の時間と決めたら猛烈な勢いで動く「動」の部分が大切になります。後で振り返らなくていいように、きちんと詰め切ってから始めましょう。
まとめ
人は、意思を持って生まれてきません。
自分の意思で生まれた人は居ません。誕生日も自分では選べません。当然ですよね。
つまり、人は、無意識に生まれるわけです。
(大丈夫です。頭がおかしくなったわけでもなければ、スピリチュアル的な話をしたいわけではありません。)
しかし、会社(法人)というのは、誰かの意思で生まれます。
つまり、自分で名前をつけ、設立年月日を自分で決め、どうやって生きていくのかというのも自分で決めるという事です。
そしてその法人が「なんのために生きるのか」これが「企業理念」です。
僕も創業前は、そんなの社会的に表現としての「飾りだろう」くらいに思ってました。
実際、本気で理念を大切にしていてその理念と事業の一貫性には脱帽するような会社はたくさんあり、その都度驚かされます。
起業とは、登記簿謄本を作って登記したら起業です。起業は言ってしまえば、車の免許を取るようなものなわけです。
金額的に言ったら20万円前後で作れますからね。ですが、その作った生命(法人)をどういう風に作っていきたいかというのは、あなたの性格も価値観も人格も全てが表されます。
だからこそ、焦りは禁物で自分で納得いくまで考えて、作り込んでからあとで後ろを振り返らなくていいようにしてから起業する事をおすすめします。
起業はスタートラインです。
起業がゴールでは当然ないので、最初が一番肝心です。自分と向き合い、事業、社名、設立年月日、3年間でどこまで持っていけたら納得出来るのかなど、自分自身で後悔のないスタートを切りましょう。
じっくり考えて作り込んで、「ここまでやって失敗したなら誰も成功しないわい」と言い切れるくらいに作り込みましょう。この記事がどなたかの役になってくれたら幸いです。