事業は、作品であり、作品は、論理と感性を合わせて作るモノ | ゼロワン研究所

2020.7.6

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事業は、作品であり、作品は、論理と感性を合わせて作るモノ

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最初に言っておくと、

僕はビジネスは、稼ぐ手段を超えて「自己表現の手段」だと捉えているので、自分で「作り方かった作品や世界観はこれだ!」ってなるまでいろんなトライをして創造力を使って表現していきたいと思ってますし、そんな人を増やしたいと思ってます。

昔「意義のある人生」と「幸福な人生は一緒には出来ないのではないか!?」と哲学的な空想に老けていたりしてた時期もありましたが、今は、幸せがベースにありストレスを最小化した働き方を実現し、オンリーワンな存在になれるよう働き方が一番自分的にはシックリ来てます。

また、ビジネスを作る時に散々、「収益度返しで何故その事業をやるのか!?」を突き詰めて考えた方がいいという話をしてきましたが、論理性と感覚とはまったく逆ではあるけど、事業作りってこの真逆の物を組み合わせて作っていく作業だと思ってます。

「事業は作品だ」と以前から言ってるのはこういう思想から来てるんですが、ロジックや合理性、効率性を求めたビジネスモデルと、直観的で感覚的で感性にしたがって作る事業の2つを1つにまとめていく作業が、最初は肝心だと思ってるわけです。

よく、プロダクトアウトか、マーケットインかみたいな話も出ますが、プロダクトアウトは、自分がやりたいからやる。自分が好きな事をやる。という感じに、主語が自分です。それに対してマーケットインは、マーケットの動向などからやるべき事業を選ぶというのがあります。主語が相手になるわけです。

バンドマンの子が「好きな曲をやるべきか」「人から求められてる曲をやるべきか」なども耳にしたことがある人もいると思いますが、両方とも経験したうえでの僕の結論として、マーケットインの事業で、その事業自体が伸びていく事が楽しいだったり、お金が増えていくのも楽しいとか、好けるという人もいると思いますが、少なくても僕は、このマーケットインで作った事業は、伸びるは伸びるが、きちんと気持ちが乗ってないとダメだなと思ってる派です。

つまり、

「誰からも求められていない事業や作品をいかに届けるか?」その為に人間の行動心理を学ぶ必要があったりするわけですが、そんな作業をめげずに繰り返しているうちに、30人~50に一人ぐらいが「その悩み、わかるー!」と言ってくれたりするわけです。

事業デザインにおけるマーケティングというのは、事業デザイン(サービス・商品)を相手に合わせるものではなく、自分と同じ感性や癖を持った人間に見つかるまでのナビゲートして、チームとして動く時は、この認識を全員で共有しておく必要があると考えます。

ポイントは、『事業のクオリティーを徹底的に追い求めた上で、ビジネスとして扱わない』という事です。

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