やりたいことをやるのか、お金のためにやるのかどっちを優先すればいいかって話 | ゼロワン研究所

2016.12.12

738 views

やりたいことをやるのか、お金のためにやるのかどっちを優先すればいいかって話

    SHARE :

どうも!ケイティです。

お金のためにやる?好きなことをやる?結局どっちを優先すべきか?
この問いに、前はよく考えた。

実際20代前半の僕の考えていたことは、子供の頃あんなに好きだったお菓子も大人になったら食べなくなったり、あんなに楽しかったゲームもやらなくなったりする。

またあんなに苦手だったわさびも食べれるようになったり、あんなに嫌だった勉強も大人になってからの方が精力的にやったりもする。

つまり、好きな事や、嫌いなことも大人になったらどんどん変わるという事。それだったら、どうせやっていくうちに変化するものなら、今どういう風に生きたいかを決めても「どうせ変わる」と思った。

なので、僕の取った選択は、「まずは好きなことより今までの経験を活かしてお金のためにやる」という事。「その方が自分の強みも最大限に活かせるはず。」と思った。

そして30代、社会に出てから10年経ち、再度考えて思う事。究極の理想は、好きな事でお金になることが勿論1番いいんだけど、それが同時に選ぶというのが出来ない状況の時は、優先順位をどっちにする方がいいんだろうという事だった。また、好きな事で実際にお金を稼げるようになったけど、好きじゃなくなった時にどうしたらいいのか。

今日はそんな事について実体験を元に書いてみた。

好きvsお金だったら『好きな事』を優先する

理由は僕の実体験からから感じた事だが、この経験をするまでは、お金のためにやっていったら、結局稼げているんだから好きな事と最後には繋がるんだろうという仮説を持っていた。

しかし、違った。何故か。好きな事じゃないと、幾らお金に満たされていても心は満たされないという心境になった。2回経験したからよくわかる。

keity

関連記事:たどり着いた幸福の定義

前に幸福の定義でも書いたけど、幸福の定義には2種類あり、物心両面の幸福というのがある。
経済的豊かさ心の豊かさだ。

なので、物の部分が経済的にどんなに豊かになっても満たされない。さらに、好きな事じゃ無いけど、お金は入ってくるから、辞めるに辞められなくなる。

つまり、依存した状態を自らが創り出してしまい、楽しくないけどお金は入ってくるから。その生活水準を保とうとするので、義務感でやる事になる。

どんなにお金を稼いでも、結局、稼いだお金はプライベートで消費する事になるのだから、稼げば楽しいは間違いだ!

そりゃあ稼げれば、プライベートは制限なく楽しめるよ。だけど、それと仕事が楽しいかは全く別の話。これには意外と、気づけないもの。

前に、音楽で食べていきたいと言っているA君が居た。
A君は、自分のやりたい音楽をやるべきなのか、売れるための音楽を作ればいいのか。と悩んでいた。

またあるテレビ局のプロデューサーBさんがいた。視聴率の取れる番組を作るべきか、自分が面白いと思う番組を作るべきか。

当然両者とも、やりたい曲=売れる曲や、やりたい番組=視聴率の取れる番組だったらいいのかもしれない。
しかし現実はそこに見えない歪がある。ビジネスの世界にも。

つまり、好きな事で食っていく為の方法を自分で勉強して探す。

そのプロセス自体も「楽しい」という状態でないと、結局のところゴールに辿り着いても虚無感が出はじめる!だからといって、初めからそんな理想通り計算出来るか!?と言われても無理な話なんだが

結局のところ

お金よりも、強みよりも、「好きな事」、やっていても苦にならない。一時的にしんどくても、それ以上にやり甲斐が残るならそっちを優先にしたほうがいい。

短期的な収入や、快楽よりも長期的な視点で、1年?3年?5年は結果が出なくても、自分が楽しいと思えることだけをやったほうがいい。その中でどうやったら収益が出て、取り敢えず食っていける状態まで作れるのかの逆算をしたほうがいい。

好きこそ物の上手なれ?確かに好きだったら、上手になるよ。でも上手になっても楽しくなくなった時、どうすんの?

その時はスキル×スキルで希少性を作るという事なのだろう。

僕の場合も元々営業畑から起業したタイプで、震災の時の借金問題でビジネスモデルにフォーカスをし、再起をする為、営業力×ビジネスモデル構築力で復活をした。

そのプロセスで、マーケティングを勉強したりもあったけど結局の所、元のスキルに合わさって、営業だけは出来るから、ビジネスモデルだ、マーケティングだ採用だ、財務だと強みを追加していけば、簡単に希少性は作れる。

藤原さんの書籍。
元々はリクルートに入社しているが、現在は学校の校長などをしているらしい。

まとめ

  • やりたい事とお金の為なら、お金にならなくてもやりたい事を優先した方がいい
  • 仮に、時間が掛かっても、短期的な視点ではなく、長期的な視点で
  • 好きだと、どんどん上達していく。だけど、その後、それでも楽しいとは限らない
  • そうなったら希少性に変えるために、今まで経験(スキル)×新たなスキルで=やりたいことを

やるという方向に転換させると、普通の人以上の成果は出るし、自由度も上がるよって話。

やりたい事で強味になっていったけれど、それは過去の自分が勉強してきて一定の価値を上げる事が出来たことで、それはそれで成長なんだと思う。

例えば、社会に出て10年間やってきたことだったら当然、普通の人より価値をだせるとは思うけれど、一旦それを捨てるというのも大事だと思う。

実際、僕はその当時、目の前にある仕事が好きで没頭していたけど、ある一定のところまで行くと、それ以上目指すことになんの価値があるんだろうと思ってしまっていた。(例、以前勤めていた会社で全国1位を1年やっていてそう思った)

つまり、それ以上に極めたいと思う事がないのなら、収入が一時的に下がることを気にしないで、一旦0に戻して、初心に帰って全く違う事を勉強しだすっていうのは、凄く楽しいことだと思う。

だいたいの人が同じ業界内で転職したりするけれど、それは今までの強みを生かした方が収入も高くもらえるからだ。

僕は今までの経験で培ってきた能力ではなく、全く別のスキルや経験をすることに価値を感じられるから、常に0に戻れる強さも重要だと思う。だから知的好奇心を刺激してくれるもの、1+1ではなく経験×経験にした方が結果、早いと思う。

keity

僕がお金を目的に働かない理由

関連キーワード

    SHARE :

あなたにおすすめの記事

よく読まれている記事

この記事を見た人はこんな記事も見ています