どうも!ケイティです。
今日は、起業したての時、とある上場企業社長から言われたことを思い出したので、「4年で10億にいかないなら会社を畳め」ということ。
僕は起業し5年で10億まで行ったんだけど、これを最初に知ってるか知らないかで起業してからの時間とお金の使い方ってだいぶ変わると思います。
というのも、基本的に事業のビジネスモデルというのはどの業界を選ぶかで最初から年商の上がり方は決まってくるから!業界別粗利率というのが既にある。
例えば、コンサル系のビジネスなんかやってると必然的に年商は下がるが粗利率は100%なわけ。
また、僕が以前作った事業の太陽光事業なんかは、社員1人で回してたけど、売上7億だけど粗利率5%!!
つまり、業界や、ビジネスモデルの構造によって10億行けるかどうかは決まってくる。
もちろん、起業を目指すのは自由だけど、当然、起業するのがゴールじゃなくて、ホントのゴールは当然起業してからなわけで、起業してから4年で年商10億いかないなら会社を畳めについて書こうと思いました。
何故4年で10億なのか!?
これは、先ほどふれた社長が直接言っていた言葉。
「4年間を死ぬ気でやらないと、孫さんや、私みたいにはなれない」
ちなみに、この方も当時最年少上場しており、千葉県を変えるぐらいの資産をお持ちです。
というのも、上場したりする会社は、そのくらいの規模まで一気にいっている。
最初、夢だった起業ができた事にウキウキするかもしれない。
事業を撤退した事のある人間なら誰でもわかると思いますが、この最初が一番ウキウキ、ワクワクする。
そこで、自分で襟を正して、本気でサラリーマンの時以上にやらなければあとで伸びないと。
最初は儲かって成功っぽい事ができるところまではたどり着くけど、それ以上にはならないという事
3年目以降だから!
成長しているベンチャーに共通していること
ソフトバンク、サイバーエージェント、光通信、楽天、すべてに共通しているのが、4年以内に10億どころじゃないっていう話。
だから、飲食店をやるにしても、ITのベンチャーをやるにしても、どの業界でどういう事業をやるかで年商というのは、自動的に決まってくる。
ここ10年で上場した会社を見たらよくわかるが、圧倒的にIT業界が大きい。
- keity
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業界別粗利率っていうのがあるので、それを添付しておきます。
業界別 利益率ランキング
10億行かないとメガバンクは相手にしてくれない
これは、銀行によって色が凄い違う。公庫くらいなら最初は300万くらいから相手にしてくれるかもしれないけど、
それでも実績を作るのは大変。
これは実際あった話だけど、僕がやってた事業で1社で2事業、年商まだ9億とかの時に
言われたこと。
三菱の担当から、
「ウチは従業員の給与も高いので10億以上の年商がないところとは取引できないんです。」
「・・・なんだこいつらw」
当然ここでジェラルわけなんだけど、これは仕方がない。
最近だと、みずほ、三井住友もだいぶ、中小企業とも積極的に取引してくれるようにはなったけど、三菱だけはだめ。10億ないと。つまり10億ないと企業としてみなされないわけです。
なので、それも含めて4年で10億を目指しましょうと!
日本の金融のトップから順番に書いておきます。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行、みずほ銀行 同等
- 商工中金
- 地銀
- 信用金庫
- 国民金融政策公庫
- ファクタリング業者
- 消費者金融
10億まで目指さないなら、違った形のビジョンを作ろう
組織の求心力とは、やはり、ビジョンに依存する事が多い。
わかりやすく上場するぞ!とかなら分かりやすいかもしれないが、追いやすいけど、そうじゃなくても凄い会社はあるので、自分の目指す最終的ゴール、それにあったロールモデルのような企業体を探して、研究するのがいいと思う。
変に夢を見過ぎて、上場するとかって踊らされるより、やっぱり理念。
なんのために存在するのか!?
特に経営者であれ、サラリーマンであれ、自分の人生を捧げる訳だから、自分の中でなんのために、なぜやるのかっていうのは、本当に心の底からしっくりくるものを探してやらないと、その時良くても長く続かないと思う。
ゆーても、小さくても強い会社はいる
これは僕が取引していた地銀の銀行担当者からリスケ解除する時に言われた事。
「私も、学生の時、就活で、大手とかばっかり受けましたけどこうやって銀行に勤めてわかったのは、年商10億とかいってなくても、社員10数名で、毎年年間利益で1億とか2億とか出してて、社員旅行に毎年ハワイ行ってる会社とかもほんと凄いなーって思うんですよ」
僕もホントそうだと思う。
社員をマックス80名抱えてた時とかは、やっぱり人件費を含めて、保険だ、税金だ、って事業をするっていうのはホント大変。
人件費だけで2000万〜3000万くらいは簡単にいってました。
まとめ
つまり、小さくても強い会社はあるんだけど、だったら、最初からどのくらいの規模が自分の満足できる、ゴールか決めておいた方がいい。最初から、大きいことをいうのもカッコいいが出来なかったらダサい。
起業してからがホントの自分の価値観に気づくわけだから、
最初からあまり計画とか作らない方がいい。作ってもほとんど変わるので。
なので、年商10億まで4年で持っていけるなら上場するとかバイアウトするとかならいいと思うけど、逆に4年以内にそこまで行けないなら小さくても強い会社にシフトするとかでもいいと思う。
ここでいうのは、ハッキリさせるという事です。
何をハッキリさせるのか!?それは、借金して事業をやるのか!?
完全に無借金経営でやるのか!?
年商10億いかないなら銀行からは絶対に借りるな!という事です。