30代で失速する人の共通点 | ゼロワン研究所

2017.1.12

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30代で失速する人の共通点

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どうも!ケイティです。

今回はちょっとオピニオン的記事です。というのも同級生や、元部下や取引先のサラリーやってた友人が独立する時期。

確かに30代前後で独立する人多い。社会人経験もある程度踏んだし、自分でも事業やりたいみたいな。わかる。だけど、ちょっと思う事があったので今日は20代の人達にも向けて、書いてきました。

先に結論言ってしまうと
30代で中間マージン・中抜きビジネスで起業しようとしている人、した人、大体は失速する。

起業をすると自分の人生の一生を掛けて事業をやるし、社長をやるし、組織を作る。
しかし、一番大事なことは、どこまでの視点で考えるられるかが一番重要って話。

「起業する」っていう時、多くの人が自分のお金儲けが動機で作ることを考える。目的はお金持ちになること。
だけど、方法論を二の次にする。方法論っていうのは事業って事です。ここがそもそもの間違い。

お金持ちになりたいということが間違いなのではなくて、お金の為と思わなくても好きな事を仕事にしようと思っていたら結果、お金はあとでついてくる。という事を実感値として持てるかが重要になってくる。

一番重要なのは、どんな会社にしたいか。

社長が豊かになるための会社はあるところで成長が止まる。人がついてないこないし、ついてきもアホな子しか残らない。

逆に、皆で楽しく、この仕事が好きだからやろう言うならいいし、ほんとに志を持って、社会に自社の商品、サービスを通して世の中を変えるんだと思って集まったメンバーであれば、それはいい組織になるし、採用力も強い。

お金目的で起業して、あるところまでいくと、気付きだす。「お金を稼ぐのはそんなに難しいことじゃない」と。
そして、お金を稼げば、すべて解決するし、お金があればすべてが叶うというのが幻想だったという事に。

自らが作った会社で自らを滅ぼす。
つまり、事業をお金儲け目的で始めたあとの流れはこう。

  1. 起業する
  2. 組織を作る
  3. お金を稼ぐ

そして2パターンに分かれる。

(A)
お金は稼げるが楽しくないことに気づく、組織のモチベーションを作らなければいけないのでとりあえず、理念経営とかに手を出して自分自身もマインドセットする。
が、実際は、自分自身に無理がかかり、無理やり後付けで作る事業目的に違和感を感じながらもそれで食べてしまっている時点で依存している環境になる。
そして、さらにまた楽な仲介ビジネスをしようとする。負のスパイラル。ここで人間が擦れていく。

(B)
明確な事業目的を持つことに切り替え、お金儲けや個人的私利私欲よりも、自分たちにしかできない会社、事業をやろうと。気づく。

だいたいこの2パターンだけど、(B)に行く経営者は全体の1割もいないでしょう。

20代の時は社会がわからない。世の中がわからない。すごい人がどれくらいすごくて、自分がどれくらいのところまでできるかがわからない。

ただ、社会に10年も出ると自分の物差しがいい意味でも悪い意味でも出来てくる。そうすると気づく。手を抜けるポイントも、どこまでやればOKラインか。
良くも悪くも、自分の可能性の限界や固定概念が出来上がってくる。

その時、重要なのがどこまで自分の可能性を勘違いでもいいから信じれるのか!!

その時、自分自身が方向転換、キャリアチェンジすることを恐れずに前へすすめるのか、ということ。

20代ってほんと大変。学生の頃と違って、今までのレールを外れて自分で考えるし、先輩社員や社会というものを頭でも感覚でも理解できるようになるのに3年~6年くらいはかかる。

そこでようやく分かってきて、30代前後で起業を考えだす。ただ、たいてい、自分の元いた職場や業界の延長線上でしか考えない。

結局、自信って、挑戦し続けないと、失われていく。

ある一つの事で自信をつけても、違うところで自分の足りなさを感じたら、劣等感や自らに足りなさを感じるのが人間。

だからなんでもいいから、仕事関連の事は特に挑戦し続けないと、守りに入ったらもう抜け出せないよ。

ダサくなるよ。リスクをとらないで、こそこそ、うまーくやろうとして、お金に卑しい人間になるよ。
僕はそう感じた。

今は中間マージンで食べていけるけど、それに依存している自分にも気づくし、それ以上の発想は、マージンビジネスとか考えてる時点で、大したアイディアなど出てこない。やはり、大成しない。

若いうちからマージンビジネスやると、小賢しい大人になるから自尊心があるのならば、モラルのあるビジネスできちんとした事業目的を持てる事業をやったほうがいい。

小金をもって終わる人間がほとんど、小なりは大なりを制せずとはよく言ったもので、本当にそういう人種が30代~40代に出てくる。だからこそ、僕は、やはり常に挑戦していたい。

必要ならば、自分の強みもどんどん捨てて興味のある分野に損得勘定なしに突っ込んでいったほうが結果面白い。
人生ゲームの「上がり」みたいには少なくても30代、では考えることではない。と個人的には思う。

つい先日も現在35歳、創業10年目の社長と話をしててぽろっと上記のような話をした。
20代の頃の伸びしろ、わからないだらけで社会にもまれながらやってきた10年と、社会の事がわかっている今でやってきたときに、成長速度が鈍化していく人がいるという事。

子供の成長は見ていたらわかりやすいと思うけど、1年、2年で、ハイハイから、立てるようなって、この前までしゃべれなかったのに自分の意思表示が出来る様になってと。大人の僕らは1年でここまでの成長の曲線を描けるんだろうか。と。

つまり、20代が一番、我武者羅に頑張っていて、マラソンで例えると、何キロ走ったらゴールになるかわからないけど、本気で走っていたら、42.195キロ走り切ってたのに対して30代に入ってから、本気で走ると、どれくらいでゴールするのかもわかってる30代。

だからこそ、20代の時が一番頑張っていて、30代、40代になって、今の役職とか会社にしがみついて依存するから新しい何かに挑戦しようとする気持ちが減り、気づいたら弱くなる。

浦島太郎状態だ。
無知はコストともいうが、無知は無敵でもある。

だからピースの綾部はすごいと僕は思う。

芸人で売れいて、椅子工場に居た頃から今の地位に来るまでと、これからハリウッドでスターになる距離だとそんなに難しくないんじゃないかと。

こういう風に勘違いでも思えるってホントにすごいと思う。
こういう考えがやはりないと、人生面白くない。

20歳の時、今の自分を僕は想像できなかった。
なので、今思う。

今31歳で41歳の時、僕が何をしていて、どこに住んでいるのかが想像出来たら面白くない。
「思考は現実化する」というベストセラーの本。聞いたことがある人は多いと思うけど、僕は、一部あってると思うけど、全部ではないと思う。

思考は現実を超える事がある。

本人ですら想像していなかった未来が現実になる。10年というスパンで常に悩んで考えてを繰り返していくという意味では思考は現実化をどんどんしていくんだろう。

10年のスパンで見るととてもじゃないけど、僕は10年後どこに住んでいるかわからなかった。
今も10年後はわからない。少なくても東京にはいたくない。

だから思う。常に挑戦して、自分のなりたい自分になるという事が起業云々よりも優先。そして、いつも何かに挑戦してたいと。

自分でも見たことのない自分を見つけるためには、好奇心の赴くままに損得勘定なしで常に前進していくことの大切さを。経営者は、起業してから経営者として育つ。

環境が人を育てるという事だ。だから、手が出しやすい環境より、リスクを取って小金を稼げるところじゃなく、大きいこと、自分の想像を超えていくことに挑戦したいし挑戦していてる人を僕は応援したい!

keity

この本を読みなはれ!!

THINK BIG(シンク・ビッグ) - 僕たちにもできる起業 -

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