毎月なんだかんだゆるくでも1記事あげようとしてるけど、久々に5月1記事もあげませんでした。
さて、本日は、経営者とリモートも含めて、会っていて僕なりに感じた「経営者のメンタル」についてと分析した事を書きました。また、中堅クラスも含めて、コロナでリモートで悩みがあってもコミュニケーション取れる人がいないので(わざわざzoomをしてまで相談すべきではないと判断して)自分自身で抱え込みすぎて、鬱状態になってしまう人が多発しています。共通しているのが、責任感から泣いてしまうという所がまた怖い。新卒とかではなく、ベテランの中堅社員でもそういうことが起きている。という。。なので、自分のメンタルとの付き合い方を含めて、こうした方がいいですよーという事を伝えられたらと思う。
【結論】経営者のメンタルは何故強いのか!?
結論、経営者のメンタルはなぜ強いのか?生まれながらにして強いのか?
→そんなことはありません。
メンタルを鍛えるにはどうしたらいいのか?
→シンプルに挫折経験や、苦痛な状況を耐え、それでもやりぬくという経験を何度もすることでメンタルは強くなる。というのが当事者達の思う認識だと思う。
しかし、本質的には、メンタルが強くなるということはありえないと僕は思っています。
というのも、上記で書いたのは、メンタルが強くなっているのではなく、たくさんの苦境や、嫌な経験、寝れないような夜、怒り、悔しさ、そういうことを感じながら、何度も何度も繰り返しているうちに、慣れてくると言った方が、正確なのではないかと思う。
本質的には強くなっているのではなくて、慣れているから、いちいち慌てない。パニックにならない。対処法を知っている。という方法論で、解決する道を知っていると言うこと。つまりほとんどが経験則ですね。
経営者はメンタルが強いと思われてるがそんなことはない
僕の身近な経営者で上場している社長がいます。。というか、厳密には居ました。というのも、自死されてしまった方が2名いるんです。側から見たら、強くて、かっこい人でした。しかし、本人にしかわからない悩み、苦悩、耐えないほどの重圧によって、自死をされてしまった方がいるんです。
これって普通の感覚からすると「え、なんで・・・?」と思われる方も多いと思いますが、実際に事実、そういうことがあるんです。今回はここでは深ぼったりはしないですが、、
経営者も人間です。メンタルが病むこともあります。むしろ、病んでいても表に出せないし、出さないようにする事にも慣れてるので、周りにいる人も気づきにくいんです。
ただ、一番重要なのは、メンタルが自分で強いと思い込もうとしてる人が一番危険なんです。なんでかというと、自分でメンタルが強いと思い込んでる人のほとんどが、メンタルが強いのではなく、繊細な人が多いからです。全く気にしないというスタンスで行くならいいですが、そんな人は稀で、繊細が故に、洞察力も持ってるし、感性が豊かな人が多い、なので、長く一緒に寝食共にしていた人が辞めるということがあると、理由がどうあれ最初に寂しさがきて、その後に、怒りになって現れたりすることがほとんどです。つまり経営者が特別強いわけではありません。
メンタルの強さは実は裏返し
何をやるにしても、メンタルが弱ければ、本当に頑張らないといけない時に、がんばれなかったりします。そういう意味では、心・技・体と3つがやはり大事なわけですが、精神からくる、身体の不調もありますし、身体が思うように動かないというジレンマによって、精神が蝕まれてることもあります。だから、何をやるにしても、スキル(技術)は別として、メンタルと体力の2つは絶対的に必要だと思うわけです。何かをやり切りたい方なら絶対に。
ただ、最初に話したように、メンタルを強くするということは、本質的には無理だと思っているので、経験則から回避法を身につけるのも大事ですが、メンタルの弱さの本質を理解しておく必要があるとも思ってます。メンタルが強くない人って、根本的には繊細な方が非常に多いと僕は思っていて、繊細なので、ちょっとしたことでも気になってしまうし、「話があるんですが、」と部下から言われるだけで、内心ドキドキするんです。これ正直、みんな同じだと思います。つまり誰よりも傷付きやすいからこそ、メンタルが崩れて他の仕事に影響するのが嫌だ、とか、家庭に持ち込みたくない、とか、少なくても気分の浮き沈みって楽しいものじゃないので、なんとか切り分けて考えられるようにしようとするというのが、メンタルがブレないようにするための解決策としてるだけで、メンタルが強くなってるわけではないと思うわけです。
そういう僕もメンタルは狂人で、サイコパスと言われるように人から思われてるかもですが、昔から、すごく人目を気にする性格?気質だったし、小さいことや、言葉のニュアンスとかもすごく敏感に察知する所があります。だから、逆に営業とかお客さんと接するときに次に何を言ってくるのか、お客さんの現状頭の中がどういう状態になっているかが、手にとるようにわかるという特殊能力がついたとも自分で思ってます。
経営者のメンタルは実は強いんじゃなく、自分を保つためのスキル
ということで、メンタルをどうやって強くするか?というのは、結論、そんな方法はない。という事です。笑
経験から回避方法を学ぶことです。ただ、繊細な性格な人なんかは敢えて、自分の弱味に目を向けず、学べるレベルまでは経験則で学び、だけど、自らの心が疲弊していくまで自分を追い込まないように客観視するという事が全てだと思います。
まとめ〜経営者もメンタルが強い?は嘘
経営者でなかったとしても、自分の日常を客観視して、「なんか疲れてるのかな?」「最近どれだけ寝ても疲れが取れない」など日常の些細なことに目を向けて現状の自分を客観視することをお勧めします!それと、もし無理難題の仕事が降ってきたりしても、できること、とやりたいこと、やるべきことは違うので、やりたいけど、できないことをきちんと分けて、仕事は受けましょう。でないと、自分が壊れていっては、復活するまで時間がかかります。僕の身近にもそういう人がいました。前職で鬱病になり、転職先でもそれが最初し、どんなにいい職場に行っても自分の意識とは別に、体と心が対応しきれないという。。こうなってしまったら復活するまで大変なので、自分を大切に扱いましょう。
以上、経営者がメンタル強いのは幻想。そんなスーパーマンはいません。メンタルの強さは、経験則。本質的には、繊細さん。だからこそ、突出した能力が磨かれる。と最近思ったメンタル話でした。それでは、共に頑張りましょう!
無理するな!!無理するなら逃げろ!!休め!!